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文献詳細

雑誌文献

生体の科学51巻5号

2000年10月発行

文献概要

特集 ノックアウトマウスリスト 6.細胞外基質

接着性糖タンパク―非線維形成成分(2)

著者: 深間内文彦1

所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所疫学部門

ページ範囲:P.382 - P.382

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 Tenascins
(テネイシンファミリー:テネイシン-C(サイトタクチン,ヘキサブラキオン,ニューロネクチン,J 1-200/220,myotendinous antigen,GMEM(glioma mesenchymal extracellular matrix)),テネイシン-X,テネイシン-R(リストリクチン,J1-160/180,janusin),テネイシン-Y,Tena,Tenm
 [機能](テネイシン-C)細胞および細胞外基質との接着(反接着),細胞増殖,血球凝集,T細胞の分化,骨・軟骨形成の促進,乳腺・腎・肺・消化管・心血管系・歯胚などにおける器官形成・形態形成,悪性腫瘍の発生・浸潤・転移,炎症および創傷治癒過程への関与,神経系では神経細胞とグリア細胞の接着,神経堤細胞の移動,神経突起の形成・伸長,神経細胞体の標的への軸索誘導小脳顆粒細胞の垂直移動の修飾,成熟シナプスへの分化(ミエリン化),痙攣発作時の発現の増強など。ただし,細胞接着,細胞増殖,神経突起伸長などは微小環境により促進的にも抑制的にも作用する。
 (テネイシン-X)骨格筋・心血管系の発生,副腎機能への関与。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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