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文献詳細

雑誌文献

生体の科学51巻5号

2000年10月発行

文献概要

特集 ノックアウトマウスリスト 10.細胞死

細胞死―DNA修復

著者: 續輝久1 五十川亜紗子1 江頭明典1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院基礎放射線医学分野

ページ範囲:P.430 - P.432

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 ATM
(ataxia telangiectasia,mutated)
 [機能]ataxia telangiectasia;AT(毛細血管拡張性運動失調症)で変異を起こしていることを手がかりに発見され,カルボキシル末端にphosphatidylinositol 3-kinase類似のドメイン構造をもち,蛋白質のセリン/スレオニンを特異的にリン酸化するキナーゼ活性をもつ370kDaの蛋白質。DNA鎖切断に伴い活性化されたAtmによる基質蛋白質のリン酸化で,細胞周期のチェックポイントの作動が開始されると考えられている。
 [実験目的]ATで認められる神経変性,放射線高感受性とアポトーシスの関係。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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