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文献詳細

雑誌文献

生体の科学51巻5号

2000年10月発行

文献概要

特集 ノックアウトマウスリスト 14.疾病

腫瘍抑制因子―腸管

著者: 玉井淑貴1

所属機関: 1萬有製薬つくば研究所生物医学研究所

ページ範囲:P.505 - P.506

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 Apc
 [機能]家族性大腸癌(FAP)の原因遺伝子としてクロ一ニングされた。Wntシグナル系を介したβ-cateninの調節機能がよく知られており,細胞接着,細胞運動,細胞増殖といった様々な現象に関与している。
 [実験目的]APCの片側のアリールに変異の入った家族性の患者では,大腸癌発症の初期段階で現れるポリープの細胞にAPCのLOH(loss of heterozygosity)が認められる。そこでマウスに同様の変異を導入し,ポリープ形成とApcの関連を分子生物学的に解明する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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