icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学51巻5号

2000年10月発行

特集 ノックアウトマウスリスト

14.疾病

腫瘍抑制因子―一般的

著者: 荒木良子1

所属機関: 1放射線医学研究所生物影響研究部

ページ範囲:P.507 - P.507

文献概要

 DNA-PKcs
(DNA-dependent protein kinase,DNA依存性蛋白リン酸化酵素)
 [機能]活性にDNA分子を要求するセリン/スレオニン蛋白リン酸化酵素。Ku 70,Ku 80とコンプレックスを作っており,その触媒サブユニットと考えられている。in vitoにおけるリン酸化基質が多く報告されているが,in vivoにおいても基質か否かは今後の研究課題である。リン酸化基質は,V(D)J組み換えを含む,二重鎖DNA切断後の再結合その他に関わる蛋白質と考えられている。
 [実験目的]DNA-PKcsの生体内での機能を明らかにするため。DNA-PKcsの部分失活変異体と考えられている重症複合免疫不全症(SCID)マウスとの症状の比較。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら