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文献詳細

雑誌文献

生体の科学52巻3号

2001年06月発行

文献概要

特集 脳の発達に関与する分子機構

大脳皮質の層構造形成と関与分子群

著者: 先崎浩次1

所属機関: 1岡崎国立共同研究機構生理学研究所高次神経機構研究部門

ページ範囲:P.200 - P.204

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 大脳皮質層構造形成はreelerマウスを代表とする突然変異マウスの解析により進められてきた。reelerマウスの原因遺伝子産物であるリーリン分子の同定により大脳皮質層構造形成機構の分子レベルでの解析が進み,近年,リーリンシグナルに関与する分子が明らかにされてきている。本稿では,リーリン分子のシグナルカスケードに関与する分子における最近の知見を紹介し,大脳皮質層構造形成機構の理解の現状について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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