生体の科学52巻5号

2001年10月発行

特集 モチーフ・ドメインリスト

2．遺伝子発現 転写および関連事象

ウイングドヘリックスドメイン

著者： 三浦直行¹

所属機関： ¹浜松医科大学生化学第2講座

ページ範囲：P.388 - P.389

文献概要

　［アミノ酸配列］
　もともと，ショウジョウバエのホメオティック遺伝子fork headとラット肝細胞転写因子HNF3αの間に保存されている100個のアミノ酸配列について名付けられた^1）。このため，フォークヘッドドメインともいう。最近，ファミリー遺伝子名として，FOX（Forkhead box）を系統名として使うようになった^2）。最もプロトタイプにあたるFoxa1（HNF3α）のウイングドヘリックスドメインを示す。
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