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特集 モチーフ・ドメインリスト 3.信号伝達
SH2ドメイン・SH3ドメイン
著者: 稲垣冬彦1
所属機関: 1北海道大学大学院薬学研究科構造生物学分野
ページ範囲:P.445 - P.449
文献購入ページに移動SH2ドメイン
[アミノ酸配列]
図1。
[機能]
原ガン遺伝子である非レセプター型のチロシンキナーゼであるSrcファミリー蛋白質のアミノ酸配列を比較すると,チロシンキナーゼ部位の他に相同なアミノ酸配列が2ヵ所存在することが見出された。これらの相同配列は,それぞれサークホモロジー2(SH2),サークホモロジー3(SH3)と名付けられたが,その後,シグナル伝達に関与すると思われる多くの蛋白質にタンデムに連なって見出され,SH2,SH3はシグナル伝達に重要な役割を果たしている機能ドメインではないかと考えられるに至った。
[アミノ酸配列]
図1。
[機能]
原ガン遺伝子である非レセプター型のチロシンキナーゼであるSrcファミリー蛋白質のアミノ酸配列を比較すると,チロシンキナーゼ部位の他に相同なアミノ酸配列が2ヵ所存在することが見出された。これらの相同配列は,それぞれサークホモロジー2(SH2),サークホモロジー3(SH3)と名付けられたが,その後,シグナル伝達に関与すると思われる多くの蛋白質にタンデムに連なって見出され,SH2,SH3はシグナル伝達に重要な役割を果たしている機能ドメインではないかと考えられるに至った。
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