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文献詳細

雑誌文献

生体の科学52巻5号

2001年10月発行

特集 モチーフ・ドメインリスト

7.タンパク間相互作用

LIMドメイン

著者: 平良眞規1

所属機関: 1東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻分子生物学研究室

ページ範囲:P.492 - P.495

文献概要

 [アミノ酸配列]
 線虫のMec-3とLin-11,ラットのIsl-1の共通構造としてLIMドメインが見出された。LIMの名称はこれら三つのホメオボックス遺伝子の頭文字に由来する。これらのタンパク質ではホメオドメインのN末側に一対のLIMドメインが存在する。そのアミノ酸配列を図1Aに示す。LIMドメインはホメオドメインタンパク質以外の種々のタンパク質にも見出されており,それらを総称してLIMタンパク質と呼ぶ1)
 LIMドメインは下に示すようにシステインに富む特徴的配列をもっており,これをLIMモチーフという。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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