文献詳細
追悼
文献概要
橋田邦彦文相の一番弟子であった杉 靖三郎氏が,白玉樓中の人となられた。
故人は明治39年(1906年)大阪堺市の生れで,昭和4年(1929年)東京帝国大学医学部医学科を卒業し,物療内科で2年間の修練を経た後,生理学教室に入り,橋田教授に師事して電気生理学を専攻された。昭和7年東京文理科大学・東京高等師範学校に講師として赴任し,人間生理学,健康教育を担当されたのは弱冠26歳の時であった。昭和15年に医学博士の学位を取得,文部省精神文化研究所員となり,昭和19年には東京帝国大学講師を兼任された。
故人は明治39年(1906年)大阪堺市の生れで,昭和4年(1929年)東京帝国大学医学部医学科を卒業し,物療内科で2年間の修練を経た後,生理学教室に入り,橋田教授に師事して電気生理学を専攻された。昭和7年東京文理科大学・東京高等師範学校に講師として赴任し,人間生理学,健康教育を担当されたのは弱冠26歳の時であった。昭和15年に医学博士の学位を取得,文部省精神文化研究所員となり,昭和19年には東京帝国大学講師を兼任された。
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