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連載講座 個体の生と死・27
乳児の発達と生理
著者: 小西行郎1
所属機関: 1東京女子医科大学乳児行動発達学講座
ページ範囲:P.146 - P.151
文献購入ページに移動 乳幼児の行動発達については,コミュニケーションの難しさや体動のために,脳機能の発達を調べる手段が限られていた。しかし,最近では脳解剖学をはじめとした脳科学の進歩に伴い,徐々にではあるが脳の発達のメカニズムが明らかになりつつある。ここでは脳解剖学で得られた細胞死やシナプスの形成あるいは髄鞘化などと行動発達などの関係などについて述べたい。
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