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文献詳細

雑誌文献

生体の科学54巻4号

2003年08月発行

文献概要

特集 ラフトと細胞機能

リピドラフトと免疫―Bリンパ球シグナリング

著者: 鍔田武志1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部免疫学研究室・難治疾患研究所免疫疾患分野

ページ範囲:P.304 - P.309

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 細胞膜は脂質二重膜からなるが,その組成は均質ではなく,その中にスフィンゴ脂質とコレステロールを多く含む微小領域(マイクロドメイン)が存在し,リピドラフト(ラフト)と呼ばれる1)。ラフトはその他の領域と脂質の組成が異なるばかりでなく,含まれる膜分子や細胞膜に会合している分子の組成が,その他の領域とは異なっており,シグナル伝達や分子輸送に関わる特定の分子の集積が見られる。ラフトの詳細は,他の稿で述べられているので,本稿では,ラフトのBリンパ球シグナル伝達での役割について述べる。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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