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文献詳細

雑誌文献

生体の科学55巻3号

2004年06月発行

文献概要

特集 分子進化学の現在

ホヤのゲノムから見た脊索動物の進化

著者: 濱口誠1 佐藤矩行1 川島武士1

所属機関: 1京都大学大学院理学研究科動物学教室

ページ範囲:P.247 - P.251

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 2002年12月のScience誌にカタユウレイボヤ(Ciona intestinalis)のドラフトゲノム読了についての論文が掲載された1)。その後この1年の間にホヤ研究者グループによって一連のアノテーション論文が報告されており,このホヤのゲノム中にどのような遺伝子がいくつコードされているのかについて詳しくわかってきた2-6)。これらの論文で明らかにされたホヤゲノムにコードされる遺伝子の特徴とそこから見た脊索動物の進化について,ゲノム解読以前の知見との比較を交えながら以下に紹介したい。

参考文献

298:2157-2167, 2002
213:211-318, 2003
55:570-581, 2003
10:749-753, 2003
317:165-185, 2003
(印刷中)
7)小林麻理,佐藤矩行:遺伝 15(別冊):62-69,2002
(1994 Suppl):125-133, 1994
126:4737-4748, 1999
207:512-523, 1998
11:754-770, 2001
12)渡邊浩:ホヤにおける萌芽的研究―その苦労と歓喜.ホヤの生物学,佐藤矩行(編),p248,東京大学出版会,東京,1998
14:707-718, 1997
15:239-246, 1998
16:856-867, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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