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特集 心筋研究の最前線
機械的刺激による心筋肥大の分子機構
著者: 大塚正史1 小室一成1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学
ページ範囲:P.309 - P.313
文献購入ページに移動 心肥大は様々な血行力学的負荷に対する適応現象として生じるが,心不全の前段階でもあり,代償反応であった心肥大が病期が進むにつれ,心不全や悪性の不整脈発症の危険性へと繋がることが知られている。そのため心肥大の形成機序を理解し,予防・治療に繋げることは重要な課題である。
これら一連の心不全へと続く,いわゆる“心筋リモデリング”の過程においては,心筋細胞におけるカルシウムホメオスターシスやそれ以外のイオンの調節が異常となり,心室機能異常や悪性不整脈を引き起こす。
これら一連の心不全へと続く,いわゆる“心筋リモデリング”の過程においては,心筋細胞におけるカルシウムホメオスターシスやそれ以外のイオンの調節が異常となり,心室機能異常や悪性不整脈を引き起こす。
参考文献
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