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特集 生命科学のNew Key Word 1.遺伝子/遺伝子発現/進化
新しいスプライシング変異
著者: 深尾敏幸1
所属機関: 1岐阜大学大学院医学研究科小児病態学
ページ範囲:P.380 - P.381
文献購入ページに移動スプライシング(Spl)異常
Spl異常はその遺伝子のコードする蛋白に大きな影響を与え,それをきたす変異は疾患の原因となる。イントロンの5',3'スプライス(SP)部位の異常によるSpl異常は有名であるが,エクソン内変異によるスプライシング異常が注目されており,その一つにnonsense-associated altered splicing(NAS)がある。本稿ではSpl異常について,特にNASの周辺について概説する。
Spl異常はその遺伝子のコードする蛋白に大きな影響を与え,それをきたす変異は疾患の原因となる。イントロンの5',3'スプライス(SP)部位の異常によるSpl異常は有名であるが,エクソン内変異によるスプライシング異常が注目されており,その一つにnonsense-associated altered splicing(NAS)がある。本稿ではSpl異常について,特にNASの周辺について概説する。
参考文献
10:84-94, 1990
15:7155-7175, 1987
61:259-266, 1997
259:680-683, 1993
93:1035-1041, 1994
16:1754-1759, 2002
16:1743-1753, 2002
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