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特集 生命科学のNew Key Word 4.細胞小器官
ゴルジマトリックスタンパク質群
著者: 吉村信一郎1 中村暢宏2
所属機関: 1日本学術振興会 2金沢大学大学院自然科学研究科
ページ範囲:P.418 - P.419
文献購入ページに移動ゴルジ体の位置や構造の決定には微小管やアクチン繊維などの細胞骨格が重要な役割を果たしていることが示唆されている。スペクトリンやアンキリンのアイソフォームがゴルジ体に局在しており,アクチン繊維との相互作用を通してゴルジ膜の裏打ち構造を形成している可能性が考えられる。GMAP210やHook3,CLIPR-59などの微小管結合タンパク質もゴルジ体に局在し,ゴルジ体と微小管をつなぐリンカーとして機能していると考えられる。
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