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特集 生命科学のNew Key Word 8.発生/増殖
SP細胞―臓器幹細胞集団
著者: 松崎有未1 岡野栄之1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部生理学教室
ページ範囲:P.462 - P.463
文献購入ページに移動 Hoechst33342はDNA結合色素であり,単一色素でありながら450/600(nm)という二つの波長の蛍光を発するという際だった特徴を持つ。その特徴ある染色パターンのうち,特に両波長を暗く発現している細胞集団は幹細胞の性質を持つ細胞を高頻度に含み,骨髄以外では骨格筋ばかりでなく,脳,肝,膵,腎,心臓など,これまでに調べた全ての組織に存在することから,臓器幹細胞を分離する手段として注目を集めている。
参考文献
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