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文献詳細

雑誌文献

生体の科学55巻5号

2004年10月発行

文献概要

特集 生命科学のNew Key Word 8.発生/増殖

Wntシグナリング

著者: 笹岡俊輔1 宇田川潔1 濃野勉1

所属機関: 1川崎医科大学分子生物学教室

ページ範囲:P.464 - P.465

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 Wntの名称はショウジョウバエのwinglessとマウス乳癌のint1に由来し,ヒトでは19種類のリガンドが知られている。これらに対応して10種類の7回膜貫通型レセプターfrizzled(Fzd)がある。最近の研究でWntシグナリングに関与する多くの細胞内および細胞外の成分が次々と同定されてきたが,レセプター下流の細胞内シグナル伝達から転写調節に至るまでに複数の経路が作動し,複雑なネットワークを構築している。

参考文献

407:530-535, 2000
7:801-809, 2001
11:683-686, 2001
11:951-961, 2001
5)濃野 勉:実験医学 20:2469-2476,2002
12:14-21, 2002
107:843-854, 2001
417:295-299, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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