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文献詳細

雑誌文献

生体の科学55巻5号

2004年10月発行

文献概要

特集 生命科学のNew Key Word 11.薬理/生理

味覚に関する遺伝子

著者: 鵜川眞也1 植田高史1 島田昌一1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科分子形態学

ページ範囲:P.532 - P.533

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 味覚は,塩味,酸味,苦味,甘味,旨味(グルタミン酸および類似アミノ酸の味)の5基本味から構成される。味物質が味蕾内に存在する味細胞に接触すると,主に味覚受容体の活性化を介して味細胞が興奮し,その興奮はシナプスを経由して味神経,味覚中枢へと伝えられる。近年,分子生物学的手法,バイオインフォマティクスの進展に伴い,味覚受容体蛋白をはじめ,味覚受容に関わる様々な分子が遺伝子レベルで明らかになりつつある。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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