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連載講座 個体の生と死・34
日本人の出生,死亡,寿命の疫学―第2次世界大戦後の社会,経済および人口要因が及ぼした影響に関する研究
著者: 荒記俊一1 北村文彦1 金会慶2
所属機関: 1独立行政法人産業医学総合研究所 2中国安徽三聯事故予防研究所
ページ範囲:P.150 - P.156
文献購入ページに移動本稿では,第2次世界大戦後の高度経済成長期からオイルショックによる経済不況期を経て,最近のバブル経済の破綻による社会改革期に至る半世紀に,日本人の出生,死亡,および寿命に与えた都市化,経済発展,若年・老年人口などの因子分析法で抽出した基本的な社会生活因子の影響を,筆者らのこの20年間の研究論文をもとに要約する。あわせて近年急速に経済発展しつつある中国における共同研究の事例を付記する。
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