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文献詳細

雑誌文献

生体の科学56巻2号

2005年04月発行

文献概要

話題

「筋弾性タンパク質の国際シンポジウム」報告記

著者: 尾嶋孝一1 反町洋之1 木村澄子2

所属機関: 1東京都臨床医学総合研究所酵素機能制御研究部門 2千葉大学理学部

ページ範囲:P.157 - P.159

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 「筋弾性タンパク質の国際シンポジウム」が2004年11月19日から21日まで,千葉大学西千葉キャンパスで開催された。

 脊椎動物の横紋筋に存在する「コネクチン」はサルコメア内でZ線からM線まで1μm以上の距離を1分子で局在し,300万以上の分子量をもつ巨大な弾性タンパク質である。1976年に丸山工作博士(当時京都大学教授)により発見され,その後,千葉大学での研究により確立されたものである。今回のシンポジウムは,2003年11月に急逝した発見者である丸山工作博士を追悼し,弾性タンパク質およびその関連タンパク質の研究者が一堂に会して行われた(写真)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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