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特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 1.遺伝子発現
Runt関連転写因子2(RUNX2)
著者: 吉田丈俊1 金兼弘和1
所属機関: 1富山医科薬科大学小児科
ページ範囲:P.368 - P.369
文献購入ページに移動RUNXファミリーは,ショウジョウバエの体節形成遺伝子の中のペアルール遺伝子のひとつ
RUNX2は未分化間葉系細胞から骨芽細胞への分化を決定づける転写因子であり,骨芽細胞においてosteocalcin,osteoprotegerin,TGF-β receptor 1,osteopontin,collagenase 3などの発現を調節している3)。一方,軟骨細胞ではosteopontin,collagenase 3,vascular endothelial growth factor(VEGF)の発現を調節している3)。
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