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文献詳細

雑誌文献

生体の科学56巻5号

2005年10月発行

文献概要

特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 1.遺伝子発現

T-box転写因子TBX3(TBX3)

著者: 佐々木悟郎1 長谷川奉延1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部小児科

ページ範囲:P.370 - P.371

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 TBX3/Tbx3はDNA結合領域T-boxを共通に有するT-box遺伝子ファミリーの一つであり,ヒトをはじめとする多くの真核生物の発生に必須の転写因子である。ヒトTBX3遺伝子のhaploinsufficiencyは,尺側上肢,乳腺およびアポクリン汗腺の低形成を主徴とするulnar-mammary syndrome(MIM181450,以下UMS)の原因となる1)。また,Tbx3ノックアウトマウス(以下KOマウス)はUMS患者に類似した表現型を示す2)

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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