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文献詳細

雑誌文献

生体の科学56巻5号

2005年10月発行

文献概要

特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 2.酵素および酵素制御

パーキンParkin/ユビキチンE3リガーゼ(PARKIN/PARK2)

著者: 佐藤栄人1 田中啓二1

所属機関: 1東京都臨床医学総合研究所

ページ範囲:P.388 - P.389

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 パーキンソン病(PD)は安静時振戦,動作緩慢,歯車様固縮,姿勢反射障害を四大症候とする神経変性疾患である。黒質神経細胞の変性がこれら運動障害の責任病巣であるが,さらに青斑核,迷走神経背側運動核も障害される。組織学的にはLewy小体と呼ばれる封入体が出現するのが特徴である。発症年齢は主に50代後半から60代にかけてであるが,一部に若年で家族内発症例が見られ,これが本邦での家族性パーキンソン病(FPD)研究のきっかけとなった。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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