文献詳細
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
2.酵素および酵素制御
著者: 祐川-早坂和子1 折居忠夫2
所属機関: 1(前)岐阜大学小児科 2岐阜大学
ページ範囲:P.396 - P.397
文献概要
細胞外マトリックスの基質成分であるプロテオグリカンは,タンパク質とグリコサミノグリカン(ムコ多糖)から構成される。ムコ多糖症はグリコサミノグリカンの代謝に関わるリソソーム酵素の遺伝子異常症群である。11種類の酵素の遺伝子異常が認められている。ムコ多糖症IVA型は,コンドロイチン6硫酸やケラタン硫酸を分解する
参考文献
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