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特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 2.酵素および酵素制御
α-シヌクレイン α-synuclein(SNCA)
著者: 岩坪威1
所属機関: 1東京大学大学院薬学系研究科臨床薬学教室
ページ範囲:P.400 - P.401
文献購入ページに移動ほぼ同時期に,α-synuclein(aSyn)蛋白は孤発性PDやLewy小体型痴呆症(DLB)の変性神経細胞に出現するLBの構成成分であることがわかった4,5)。この発見により,aSynの蓄積は単なる終末的な病理学的結果ではなく,FPDのみならず孤発性PDを含めた,aSynの蓄積を特徴とする神経変性疾患(synucleinopathy)の病因に関与するというコンセンサスが成立した。
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