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特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 4.受容体
成長ホルモン受容体(GHR)
著者: 南史朗1 中田朋子1
所属機関: 1日本医科大学大学院生体機能制御学分野
ページ範囲:P.428 - P.429
文献購入ページに移動下垂体からのGHの分泌は,視床下部ホルモンであるGH分泌促進因子とソマトスタチンによって調節を受け,それらは神経性因子や代謝性因子,あるいはフィードバック調節による修飾を受ける。GHの分泌は拍動的であり,ヒトでは1日に数回の分泌サージがある。GHは生後の成長を調節するとともに,脂質代謝や糖代謝においても重要な役割を担っている。
GHRは1回膜貫通型の蛋白で,cytokine/hematopoietin受容体ファミリーに属する。
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