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文献詳細

雑誌文献

生体の科学56巻5号

2005年10月発行

文献概要

特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム 5.輸送系

シトリンcitrin:成人発症Ⅱ型シトルリン血症タンパク(SLC25A13)

著者: 佐伯武頼1 小林圭子1

所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科分子病態生化学

ページ範囲:P.434 - P.435

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 シトリンcitrinは,成人発症Ⅱ型シトルリン血症(CTLN2)の原因遺伝子としてKobayashiら1)が1999年に同定した遺伝子SLC25A13にコードされるタンパク質で,2001年には,脳や骨格筋に発現するアララーaralar(SLC25A12にコードされる)とともに,アスパラギン酸・グルタミン酸ミトコンドリア膜輸送体(AGC)として機能することが明らかになった2)

参考文献

22:159-163, 1999
20:5060-5069, 2001
19:122-130, 2002
47:333-341, 2002
5)小林圭子,佐伯武頼:生化学 76:1543-1559,2004
24:527-536, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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