文献詳細
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
5.輸送系
文献概要
ATP7B遺伝子
ATP7Bは染色体13q14.3に存在し,ゲノムDNAは100kb,cDNAは約7.5kbで21のエクソンからなる。ATP7B遺伝子はヒトの肝,脳のプルキンエ細胞1),腎,筋肉,胎盤,マクロファージなどで発現している。一般に上皮細胞では発現していないが,胆管上皮細胞には発現している2)。
ATP7Bは染色体13q14.3に存在し,ゲノムDNAは100kb,cDNAは約7.5kbで21のエクソンからなる。ATP7B遺伝子はヒトの肝,脳のプルキンエ細胞1),腎,筋肉,胎盤,マクロファージなどで発現している。一般に上皮細胞では発現していないが,胆管上皮細胞には発現している2)。
参考文献
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