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文献詳細

雑誌文献

生体の科学57巻5号

2006年10月発行

文献概要

特集 生物進化の分子マップ 12.ホルモン/生理活性ペプチド

脊椎動物におけるインスリンの構造と機能の進化

著者: 安藤忠1

所属機関: 1水産総合研究センター北海道区水産研究所海区水産業研究部

ページ範囲:P.434 - P.435

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 インスリンは動物界に広く存在し,IGF,リラキシン,ボンビキシンなどと共にインスリンスーパーファミリーを形成するペプチドホルモンである。系統発生的起源はカイメンまで遡り,かなり古い1)。しかし,無脊椎動物のものについては配列の相同性や機能から,インスリンと呼ぶよりもインスリンスーパーファミリーに属するものと捉えた方がよいようである。ここでは脊椎動物のインスリンに限定して構造と機能の進化について述べたい。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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