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特集 生物進化の分子マップ 12.ホルモン/生理活性ペプチド
脊椎動物におけるインスリンの構造と機能の進化
著者: 安藤忠1
所属機関: 1水産総合研究センター北海道区水産研究所海区水産業研究部
ページ範囲:P.434 - P.435
文献購入ページに移動 インスリンは動物界に広く存在し,IGF,リラキシン,ボンビキシンなどと共にインスリンスーパーファミリーを形成するペプチドホルモンである。系統発生的起源はカイメンまで遡り,かなり古い1)。しかし,無脊椎動物のものについては配列の相同性や機能から,インスリンと呼ぶよりもインスリンスーパーファミリーに属するものと捉えた方がよいようである。ここでは脊椎動物のインスリンに限定して構造と機能の進化について述べたい。
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