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特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
PSD-95クラスタリングにおけるPDZドメインの役割
著者: 土井知子1
所属機関: 1京都大学大学院理学研究科生物物理学教室
ページ範囲:P.119 - P.124
文献購入ページに移動 シナプスにおける軸索から樹状突起への入力情報は,シナプス後肥厚(PSD;postsynaptic density)を通して調節される。PSDには,神経伝達物質受容体や関連するシグナル伝達分子が集積している。この分子集積を担う足場タンパク質であるPSD-95は,分子内の3個のPDZドメインを用いたタンパク質間相互作用によって情報伝達を調節している。分子内の重複したPDZドメインがPSDタンパク質の局在化やシナプス形成に果たす役割を,構造生物学的側面から探求した。
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