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文献詳細

雑誌文献

生体の科学58巻3号

2007年06月発行

特集 骨の形成と破壊

骨芽細胞分化におけるPLZFの機能的関与

著者: 池田龍二1 吉田健一2 井ノ上逸朗3

所属機関: 1鹿児島大学医学部・歯学部附属病院薬剤部 2明治大学農学部生命科学科分子発生学 3東海大学医学部基礎医学系分子生命科学

ページ範囲:P.152 - P.157

文献概要

 後縦靱帯骨化症(ossification of the posterior longitudinal ligament, OPLL)は脊柱管内の後縦靱帯が異所性骨化し,脊髄神経を圧迫することで神経障害をきたす疾患である。OPLLは厚生労働省特定疾患に指定され,脊柱靱帯骨化症調査研究班を中心として,精力的に基礎,臨床研究が継続されている。しかしながら未だ成因解明には到っていない。筆者らは,OPLL由来靱帯細胞,骨芽細胞の前駆細胞であるヒト間葉系幹細胞(human Mesenchymal Stem Cell;hMSC)を用いて,骨芽細胞への分化に関わる遺伝子,OPLLの骨化に関わる遺伝子を同定したので紹介する。

参考文献

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(in press)
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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