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文献詳細

雑誌文献

生体の科学58巻4号

2007年08月発行

文献概要

特集 嗅覚受容の分子メカニズム

嗅覚の匂い識別の分子機構

著者: 佐藤孝明1 石川享宏2 清水章2 廣野順三1 浜名洋1 飯島敏夫2

所属機関: 1独立行政法人産業技術総合研究所セルエンジニアリング研究部門 2東北大学大学院生命科学研究科脳情報処理分野

ページ範囲:P.264 - P.268

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 オールドローズの芳香に心安らぐ時や美味しい匂いの料理を味わう時に,嗅覚がわれわれの生活を豊かにしていることを実感する。また,マウスでは乳ガンウイルス感染を腫瘍形成前に体臭から検知でき,嗅覚は病気の予兆をも捉えていることになる1)。このような匂い識別が行われる嗅覚情報処理の基礎過程について,最近の知見を紹介する。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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