icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学58巻5号

2007年10月発行

文献概要

特集 タンパク質間相互作用 3.構造・機能

ドメイン間相互作用による酵素活性の制御

著者: 五十嵐城太郎1 田中敦成1 清水透1

所属機関: 1東北大学多元物質科学研究所

ページ範囲:P.354 - P.356

文献購入ページに移動
 多くのタンパク質において,ドメイン間相互作用が機能の発現に決定的な役割を果たしている例が多く知られている。これらのほとんどすべての相互作用は生命体の維持にとって極めて重要であり,その相互作用の一部が不全になっても,生命体にとって生死に関わる重要な問題になる。われわれは最近4種類のタンパク質の構造と機能の関係を調べてきた。その際に,ドメイン間相互作用が,タンパク質の機能発現に重要な働きをする例を見出したので,その例を説明する。

参考文献

45:9894-9905, 2006
279:15752-15762, 2004
226:179-186, 2002
279:8827-8836, 2004
39:37-43, 2006
282:21301-21307, 2007
279:20186-20193, 2004
280:21358-21368, 2005
273:2528-2539, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?