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特集 タンパク質間相互作用 4.方法・技術
タンパク質間相互作用強度の計算機による予測法
著者: 林田守広1 阿久津達也1
所属機関: 1京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター
ページ範囲:P.374 - P.378
文献購入ページに移動タンパク質間相互作用を予測する手法としては,電磁気学的な性質から導かれるポテンシャルエネルギーの最小化に基づく分子動力学法を使う方法があるが,この計算には多大な計算機資源を必要とする。ある特定のタンパク質ペアについては実行可能かもしれないが,多数のタンパク質中から総当たりで相互作用するタンパク質ペアを探すといった目的には現実的でない。また必ずしも精度も高くないため,タンパク質の立体構造を直接的に使わないアプローチも研究されている。
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