文献詳細
特集 タンパク質間相互作用
11.細胞接着
インテグリンを中心としたタンパク質間相互作用
著者: 佐藤(西内)涼子1 関口清俊1
所属機関: 1大阪大学蛋白質研究所細胞外マトリックス研究室
ページ範囲:P.426 - P.427
文献概要
インテグリンは結合する相手により,Arg-Gly-Asp(RGD)配列を認識するRGD結合型,ラミニン結合型,コラーゲン結合型に大別される。現在までに24種類のインテグリンが同定されているが,その中のインテグリンα3β1・α6β1・α6β4・α7β1がラミニンと結合するラミニン結合型インテグリンである。ここでは,基底膜の主要な細胞接着分子であるラミニンとその受容体であるラミニン結合型インテグリンに話を絞って,最近の知見を紹介する。
参考文献
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