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雑誌目次

雑誌文献

生体の科学59巻6号

2008年12月発行

雑誌目次

特集 mTORをめぐるシグナルタンパク

TSC2ノックアウトマウス

著者: 小柳真希 ,   木戸良明 ,   春日雅人

ページ範囲:P.490 - P.496

1 結節性硬化症とTSC2

 結節性硬化症(Tuberous Sclerosis)は常染色体優性の遺伝形式をとり,おおよそ6000人から10000人に1人の割合で発症する難治性疾患である。腎臓・皮膚・神経・心臓・肺・生殖組織などのさまざまな組織に過誤腫が発生し,顔面の血管線維腫・痙攣・知能低下を三主徴として幼少時に発症する。

 結節性硬化症の原因遺伝子としてTSC1とTSC2が同定されている。9番染色体長腕(9q34)に座位するTSC1は130kDaのHamartin(ハマルチン)1),16番染色体短腕(16p13)に座位するTSC2は200kDaのTuberin(チュベリン)2)をそれぞれコードしている。TSC1とTSC2はそれぞれのカルボキシ(C)末端領域を介して結合し,複合体を形成することで安定化し,癌抑制遺伝子として機能している3)。ショウジョウバエを用いた研究では,TSC1,TSC2いずれかに変異を加えると,細胞サイズが増大することが示されており,細胞増殖・細胞サイズ制御の重要な分子であることが示唆された4)。これまでの分子生物学的研究により,TSC1-TSC2複合体が細胞増殖を負に制御していることや5),インスリンシグナルによりこの複合体が解離することで細胞成長を促進すること6)などが明らかとなってきた。結節性硬化症患者ではTSC1,TSC2いずれかの遺伝子に変異が生じ,タンパクが正常に機能しなくなることで腫瘍が形成される5)

TSC1-TSC2複合体の新しい結合タンパク質TBC7

著者: 中嶋昭雄

ページ範囲:P.497 - P.503

 TSC(tuberous sclerosis complex;ヒト結節性硬化症)は様々な臓器で過誤腫が形成され,また神経疾患を伴うことがある常染色体優性遺伝性疾患である。TSCの原因遺伝子とその遺伝子産物であるTSC1およびTSC2の同定以後,細胞増殖因子シグナルやmTOR(mammalian target of rapamycin)シグナルとの関係が見出され,分子メカニズムが次々と明らかになってきた。筆者らはTSC1-TSC2複合体(TSC複合体)結合タンパク質TBC7を新たに同定し,TBC7がTSC1のユビキチン化を亢進し,mTORシグナルに正に働くことを明らかにした1)。本稿ではTBC7の知見を中心に,近年さらに広がりを見せるTSC1/TSC2-mTORシグナルについて概説したい。

変異TSC2とスモールGタンパク質の活性化

著者: 山本祐司 ,   田所忠弘 ,   鈴木司

ページ範囲:P.504 - P.510

 TSC1,TSC2遺伝子は,家族性腫瘍の一つである結節性硬化症の原因遺伝子として同定された癌抑制遺伝子ファミリーの一つであり,それぞれhamartin,tuberinタンパク質をコードする。複合体を形成したhamartinとtuberinはスモールGタンパク質ファミリーのRhebを介し,インスリンシグナル経路内のタンパク質合成をつかさどるmTORを負に制御することが明らかとなったものの,この単一経路だけでは両遺伝子の機能欠失により認められる多岐にわたる細胞機能異常についての説明が十分とはいえないのが現状である。そのことからhamartinとtuberinは多様な機能を持つシグナル因子(multifunctional protein)として作用する可能性が示唆された。

 本稿では,tuberinの細胞遊走への関与に着目し,分子レベルでそのメカニズムを明らかにすることにより,結節性硬化症の発症機構のみならず,細胞遊走の新規シグナル経路の解明につながるものと考えた。一般に細胞遊走は,スモールGタンパク質であるRhoA,Cdc42,Rac1に代表的されるタンパク質であるRhoファミリーによりコントロールされるが,筆者らはtuberinがその中でもRac1の活性を制御し,されにRac1を介し活性酸素種の産生にも寄与することを明らかにした1)

LKB1と神経細胞移動

著者: 深田吉孝 ,   浅田直之

ページ範囲:P.511 - P.515

 大脳新皮質は記憶・認知などの高次脳機能を担う脳領域である。発生期において,大脳新皮質を構成する神経細胞は,脳室帯に存在する神経前駆細胞から非対称分裂によって生成する(図1)。生成した神経細胞は脳室帯から脳表面側へと放射状に移動し,中間帯を通過して皮質板内の最終目的地に到着する(図1)。移動を終えた神経細胞はその場で成熟し神経回路を形成する。こうした神経細胞の適切な移動と配置に基づいて秩序だった脳層構造が形成される。大脳新皮質の適切な層構造形成は正常な脳機能の発現や維持に不可欠であり,神経細胞移動に異常が起こると層構造が壊れ,脳の奇形や極めて重篤な神経・精神疾患が引き起こされる1)。近年,神経細胞移動に関与する分子の同定が進み,神経細胞移動を制御するメカニズムが明らかになりつつある。本稿では,LKB1と呼ばれるSer/Thrキナーゼが神経細胞移動に重要な役割を果たしているというわれわれの最近の研究成果2)を概説するとともに,神経細胞移動に関与するシグナル経路をLKB1を中心に紹介する。

mTOR経路と小胞体ストレス

著者: 井上正宏

ページ範囲:P.516 - P.521

 分泌蛋白や膜蛋白が機能を発揮するためには正しい高次構造を形成する必要がある。高次構造形成に必要な過程は細胞内小器官の一つ小胞体で行われるが,この過程が円滑に行われない状況下では小胞体ストレスと呼ばれる一連の反応が引き起こされる。最近,小胞体ストレスが様々な病態に関与していることが明らかにされつつある。mTORは蛋白質翻訳の制御を通して小胞体ストレスに関与している。本稿では,われわれの研究領域である癌と低酸素におけるmTOR・小胞体ストレスを中心に論じ,あわせてインスリン抵抗性に関する最近の知見を紹介する。

アストロサイトのオートファジーとmTOR

著者: 檜垣克美 ,   難波栄二

ページ範囲:P.522 - P.527

 脳において,アストロサイトは支持細胞として神経細胞のために細胞外環境の維持,エネルギー代謝の補助などを果たしていると考えられてきたが,最近では神経回路網の統合,髄鞘の形成と維持,血液脳関門の閉鎖機能など神経機能のそのものの維持により重要な役割を果たすことがわかってきた。実際に,アストロサイトはシナプス結合部で放出された神経伝達物質の拡散を制限し,シナプス間隙からの神経伝達物質の能動的な除去などを行う。また,神経細胞と同様に電気的,化学的な反応を引き起こす神経伝達物質受容体が膜に存在し,細胞外カリウム濃度の調節を行っていることも明らかになっている。

 一方,オートファジー(自食作用)は隔離膜と呼ばれる小胞膜で細胞内の不要な構造物を細胞質の一部とともに包み込み,ライソゾームと融合することで分解する現象で,細胞の自己蛋白質分解の仕組みである。オートファジーは栄養飢餓状態でのアミノ酸産生,蛋白質品質管理やクリアランス機能に加えて,個体発生過程における細胞死,細胞内に侵入した病原微生物の排除,ハンチントン病などの種々の神経変性疾患,細胞の癌化抑制などに大きな役割を果たすことが明らかになり,注目されている。mTORは転写・翻訳,細胞の大きさや細胞骨格の再構成などの制御に加え,オートファジーにも重要な役割を果たす分子であるが,中枢神経系における役割は不明な部分が多かった。しかし,近年,癌や神経変性疾患などの疾患研究を通してmTORの役割が次第に明らかになってきている。この稿では,アストロサイトの癌,オートファジー異常としてのライソゾーム病,異常凝集蛋白質蓄積を発症要因する種々の神経変性疾患を取り上げ,mTORシグナルからの知見を紹介する。さらに,アストロサイトの病態およびこれらの疾患でのオートファジーを介した病態・治療の最近の知見についても触れる。

胃がん腹膜播種成立におけるmTORシグナル伝達経路

著者: 小泉桂一 ,   橋本伊佐也 ,   櫻井宏明 ,   済木育夫

ページ範囲:P.528 - P.534

 がん細胞が原発部位と異なる遠隔臓器に転移巣を形成するためには,1)原発部位におけるがん細胞の増殖と発現形質の多様化,2)原発腫瘍からのがん細胞の離脱と周辺組織への浸潤,3)脈管内への侵入,4)脈管内での移動とがん細胞と宿主免疫細胞との相互作用,5)転移先の標的臓器の脈管内へのがん細胞の着床,6)脈管外への脱出,7)転移先組織への浸潤と増殖,といった転移カスケードと呼ばれる複雑な過程を経なければならない(図1)。これまでに,これらのステップを制御する分子が数多く報告されてきている1)

 近年,細胞の大きさを制御するmTOR(mammalian target of rapamycin)ががん細胞の増殖を,また,リンパ球の体内動態を制御するケモカインががん細胞の移動を制御し得ることが明らかとなってきた。現在,mTOR阻害剤であるRapamycinに関しては,主に腎がんを対照とした治療が開始されており2),ケモカインに関しては,これらの阻害剤や中和抗体が今後のがん治療の選択肢に加わってくると考えられる。

 本稿では,がん転移制御分子としてのこれら「mTOR」と「ケモカイン」との接点を,われわれの最近の知見を基に考察してみたい。

子宮癌の治療ターゲットとしてのPI3K-mTOR経路

著者: 水本泰成 ,   京哲

ページ範囲:P.535 - P.540

 上皮性の子宮癌は子宮頸癌と子宮内膜癌(子宮体癌)に大別されるが,各々の発生機序は全く異なる。子宮頸癌はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により子宮頸部異形成から進展して起こる。HPV以外の発癌因子については確定的なものは見出されていないが,様々な遺伝子や染色体の異常が報告されている。しかしながら,PI3K-Akt-mTORの経路の関与を示す成績は現在までに得られていない。

 これまでは子宮癌の多くは頸癌であったが,最近わが国では子宮内膜癌が激増している。日本産婦人科学会に登録された265施設の報告では,2006年度は4381名が罹患し,子宮頸癌とほぼ同様の頻度を示す1)。子宮内膜癌の63%,8.3%がそれぞれ臨床進行期Ⅰ期,Ⅱ期で,その多くが手術療法単独あるいは手術療法+放射線療法にて根治可能である。しかし,進行癌や再発癌に対して行われている放射線療法,化学療法,ホルモン療法の奏功率は10-20%と低く,生存期間の中央値はおおむね1年程度とする報告が多い。したがって,子宮内膜癌発症,進展の分子機構の解明および治療法の開発は子宮内膜癌治療成績の向上に必須である。子宮内膜癌において,PTEN遺伝子異常が高頻度に認められ,PI3K-Akt経路がその発生に関与するとする可能性が指摘されている。そこで,本稿では子宮内膜癌の分子生物学的特徴を概説するとともに,PI3K-mTOR経路をターゲットとした治療戦略の持つ可能性につき言及する。

PI3Kの新しい阻害剤

著者: 孔徳新 ,   矢守隆夫

ページ範囲:P.541 - P.547

 ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)はホスホイノシチドのイノシトール環の3位をリン酸化する一群の酵素であり,細胞の増殖,生存などに重要な役割を持ち,がんなどの疾患と密接な関係がある。第一世代のPI3K阻害剤としてLY294002やwortmanninはPI3Kの機能解析に重要な役割を果たしたが,副作用などの原因で臨床試験まで行かなかった。近年,新しいPI3K阻害剤の開発が非常に早い速度で進んでおり,NVP-BEZ235を始めいくつかの阻害剤がすでに臨床試験に入っている。本稿ではPI3Kの機能などを簡単に紹介し,PI3K阻害剤の研究進展などを概説する。

FKBP38と相互作用するタンパク

著者: 白根道子

ページ範囲:P.548 - P.552

 Mammalian target of rapamycin(mTOR)は細胞外シグナル,栄養,エネルギー状態,ストレスなどに応答して,様々な細胞内プロセスを制御しているserine-threonine protein kinaseであるが,その制御機構として,ラパマイシン-FKBP12複合体によってmTORが結合阻害されることが知られている。しかし,ラパマイシンは外来の物質で生体内には存在しない物質であることから,その阻害機序には疑問があった。近年,FKBP38がラパマイシン-FKBP12複合体と同様にmTORを結合阻害していることが報告された。FKBP38は多機能の膜シャペロンタンパク質であり,その遺伝子欠損マウスの解析などから神経系で重要な働きをしていることがわかっている。このような背景から,FKBP38と相互作用するタンパク質について考察し,mTORの神経系における役割の理解に迫ろうと思う。

連載講座 中枢神経系におけるモジュレーション・10

長期増強の維持に必要なシナプス前性活動とCa2+チャネル

著者: 小松由紀夫

ページ範囲:P.553 - P.560

 シナプスの長期可塑性は記憶や学習などの基盤と考えられ,海馬を中心に種々の脳領域で研究されている。また,シナプス可塑性は,生まれ育った環境に適応した行動がとれるように,発達期の経験を通して神経回路を調整することにも関与する。発達に関わるシナプス可塑性は,大脳皮質視覚野や体性感覚野などで詳しく研究されている。シナプス可塑性には,上昇した伝達効率が長期間持続する長期増強と,低下した伝達効率が長期間持続する長期抑圧がある。最も詳しく解析されている海馬CA1領域の錐体細胞への興奮性シナプスにおいては,シナプス前線維に高頻度(例えば100Hz,1秒)の電気刺激を与えると長期増強が起こり,低頻度(1Hz程度)の刺激を15分程度続けると長期抑圧が起きる。この長期増強の誘発には,高頻度刺激によりシナプス後細胞のNMDA受容体を活性化することが必要で,このようなNMDA受容体依存性長期増強は中枢神経系の多くの興奮性シナプスに見られる。

 シナプス可塑性の実験においては,かなり低い頻度(0.1Hz程度)でテスト刺激をシナプス前線維に与え,その刺激によりシナプス後細胞に誘発される反応の大きさによりシナプスの伝達効率を評価する(図1)。CA1の長期増強では,高頻度刺激により長期増強を誘発した後,テスト刺激をしばらくの間止めても,テスト刺激を再開すると増強は持続している(図2A)。われわれは,視覚野における抑制性シナプスの長期増強と興奮性シナプスのNMDA受容体非依存性長期増強では,テスト刺激を中断すると増強が持続せず,反応が元の大きさに戻ることを見出した(図2B)1,2)。したがって,シナプスの長期可塑性には神経活動を維持に必要とするものと,必要としないものがあると思われる。本稿では,神経活動を維持に必要とする長期増強について紹介する。

実験講座

バイサルファイトショットガンシーケンス法の開発―全てのシトシンのメチル化状態を解明することを目指して

著者: 三浦史仁 ,   大力亮 ,   伊藤隆司

ページ範囲:P.561 - P.570

 DNAの構成成分であるシトシンのメチル化は,遺伝子の発現制御に大きくかかわっている。メスの哺乳類細胞中で起こるX染色体の不活性化や,父母由来のアレルのいずれかが特異的に発現を抑えられるインプリント現象,がん細胞におけるがん抑制遺伝子の発現抑制,組織特異的な遺伝子発現抑制など,シトシンのメチル化が深くかかわっている生命現象は多い。こういった生命現象の研究は,メチル化シトシンを検出する技術の進歩と並行して発展してきた。数年前までは,このようなメチル化シトシンの解析対象は主にゲノム上の特定の領域に限られていたが,近年,DMH(differential methylation hybridization)法1)やMeDIP(methylated DNA immunoprecipitation)-Chip法2)などのマイクロアレイの応用技術の登場により,ゲノム全体のメチル化状態をおおよそ把握できるようになってきた。しかし,これらの技術は,プローブ長や標識したDNAの断片長にその解像度を支配され,決して全てのシトシン残基のメチル化情報を個別に得ることができない。メチル化解析において配列に拘わらず個々の塩基のメチル化状態を知るための唯一の技術は,1992年に開発されたバイサルファイト(Bisulfite:重亜硫酸)処理DNA断片の配列決定法(Bisulfite Sequencing:BS:図1)3)である。

 ゲノム上の全てのシトシンのメチル化情報を個々の塩基レベルの解像度で得ようとする要求は,シトシンのメチル化が関わる生命現象の重要性を考えると当然のことである。しかし,BS法によるメチル化解析ではメチル化の頻度情報が重要になり,場合によっては2本鎖ゲノムの両側の鎖をそれぞれ配列決定する必要があり,さらにはさまざまな状態間でその比較をする必要がある。つまり,ゲノムワイドなBS解析を行おうとする場合はゲノムの配列決定以上にリード数が要求されることを覚悟しなければならないのである。これまでは,サンガー法による配列決定に頼る場合は力のある複数の研究室が協力し合わない限り実現が不可能であった4)。しかし,短時間に従来の数桁上回る大量のリードが得られるいわゆる次世代シーケンサの登場でBS法によるショットガンシーケンシング(BSS)法の実現が可能となってきた。すでにシロイヌナズナではBSS法によりゲノム全体のメチル化状態を解析した報告がなされており5,6),マウスでは特定の長さの制限酵素断片だけを対象としたBSSによる解析結果が報告されている7)。われわれも独自にBSS法のプロトコールを考案し,アカパンカビをモデルにそのデータの有効性を確認してきた。本稿では,既存のBSS法で使用されている鋳型調整法を紹介し,その問題点を議論したうえで,われわれが現在開発中の新しい鋳型調整法を紹介する。

書評

―外山敬介,甘利俊一,篠本滋 編―「脳科学のテーブル」

著者: 池谷裕二

ページ範囲:P.570 - P.570

 のっけから個人的な話で恐縮だが,私が脳科学に携わってから(学生時代も含めると)ほぼ15年になる。15年前といえば私の研究分野では,CaMK Ⅱノックアウトマウスが作製されたり,低頻度刺激による海馬長期抑圧が発見されたり,樹状突起からパッチクランプ記録が行われ始めたりと,だいたいそんな時期である。つまり,それ以降の研究進展については,私はリアルタイムでフォローしているが,それ以前の研究については,主に「教科書」を通じてレトロスペクティヴに学習したものということになる。

 『脳科学のテーブル』を読んだ。どんな教科書よりもワクワク,そしてドキドキした。乾燥した荒野に水が注がれるような快感。頭の中にあった無機的な知識として脳の理解や学説が,どんな歴史的経緯で生まれ,どんなふうに揉まれ,どう変容してきたのかが,活き活きとしたイメージへと変換されていく。

基本情報

生体の科学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1883-5503

印刷版ISSN 0370-9531

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