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カエル縫工筋の收縮にょる物質代謝の変化—Ⅰ.電気刺激法の検討
著者: 関根隆光1 田中公一1
所属機関: 1順天堂大学医学部生化学教室
ページ範囲:P.37 - P.42
文献購入ページに移動 筋收縮の化学機構を明らかにするための,それに伴う物質代謝の追求は今世紀の初頭に始まり,解糖過程の全貌を明らかにさせ,なかんずくATPの発見の契機となり,さらに收縮性蛋白としてのactomyosineの研究へと輝がしい発展をたどりつつある。
筋收縮の諸代謝物質の定量的変化や筋の仕事量との関係についてはすでにMeyerhofやHillらの記念碑的な偉大な業績があるが,收縮時と回復時の諸物質量の変化の反応速度論的解析には至つていない。特にoxydative phosphorylationとの相関においては観察されていない。
筋收縮の諸代謝物質の定量的変化や筋の仕事量との関係についてはすでにMeyerhofやHillらの記念碑的な偉大な業績があるが,收縮時と回復時の諸物質量の変化の反応速度論的解析には至つていない。特にoxydative phosphorylationとの相関においては観察されていない。
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