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文献詳細

雑誌文献

生体の科学6巻3号

1954年12月発行

報告

脾臓リンパについて

著者: 八田博英1 岡田乾一1

所属機関: 1広島大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.127 - P.129

文献概要

 脾臓のリンパは排出管とその純粋なリンパの採集に適する部位が明かでなかつたので,研究が乏しく,僅かに脾静脈の結紮により乳糜槽内への血性リンパの流入,灌流実験による色素の乳糜槽内への出現が観察されていたが1),その組成は不明であつた。
 一般に脾髄にはリンパ管がないとされていたが3),最近同部からのリンパ管が明かとなつた7)11)12)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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