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文献詳細

雑誌文献

生体の科学6巻5号

1955年04月発行

文献概要

報告

動物の発育とLogistic曲線

著者: 田波潤一郞1 吉田実2

所属機関: 1千葉大学医学部衞生学教室 2農林省農業技術研究所飼養科

ページ範囲:P.233 - P.237

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 動物の成長は受精卵紬胞の分裂に始るが,通常私達が測定出来るのは秀娩後或は孵化後の成長過程である。動物個体の成長は一定の定状状態(成熟)に達するまでの経過である。
 この成長過程を規定するものに先ず遺伝的な要素がある。次に広義の環境要素がある。即ち栄養,伝染病,外界の温度条件,輻射線,有毒ガス等の作用がある第2の要素が,人間の健康を問題とする衛生学の主要な研究対象となるわけである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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