文献詳細
文献概要
特集 伝達物質と受容体 1.アミノ酸 興奮性
大脳基底核における興奮性および抑制性アミノ酸による神経伝達
著者: 南部篤1
所属機関: 1自然科学研究機構生理学研究所生体システム研究部門
ページ範囲:P.348 - P.349
文献購入ページに移動 大脳基底核は線条体,淡蒼球,視床下核,黒質から成り立ち,運動制御や運動学習に関わっている。機能不全に陥ると,パーキンソン病やジストニアに見られるように運動障害を来したり,強迫性障害(OCD)などのように精神症状を示したりする。よく研究されている線条体について述べる。
参考文献
60:543-554, 2008
2)Tepper JM, Plenz D:Microcircuits, pp127-148, MIT Press, 2006
160:229-243, 2007
掲載誌情報