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特集 伝達物質と受容体 1.アミノ酸 興奮性
小脳プルキンエ細胞の1型代謝型グルタミン酸受容体
著者: 田端俊英1 狩野方伸2
所属機関: 1富山大学大学院理工学研究部神経情報工学研究室 2東京大学大学院医学系研究科神経生理学講座
ページ範囲:P.370 - P.371
文献購入ページに移動1型代謝型グルタミン酸受容体(type-1 metabotropic glutamate receptor:mGluR1)は興奮性伝達物質アミノ酸を受容する八つのGタンパク質共役型受容体のうちの一つである。小脳長期抑圧の誘導にキスカル酸選択的受容体が必要であることから,(RS)-α-amino-3-hydroxy-5-methyl-4-isoxazolepropionic acid選択的受容体(AMPAR)とは別種のグルタミン酸受容体が小脳プルキンエ細胞に存在することが示唆された1)。この受容体がクローニングされ,mGluR1と命名された。
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