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文献詳細

雑誌文献

生体の科学60巻5号

2009年10月発行

文献概要

特集 伝達物質と受容体 1.アミノ酸 抑制性

GABAA受容体と蝸牛の興奮性毒性の予防

著者: 田渕経司1 原晃1

所属機関: 1筑波大学大学院人間総合科学研究科耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.376 - P.377

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 [用いられた物質/研究対象となった受容体]

 カイニン酸,ビククリン/GABAA受容体


 グルタミン酸は蝸牛内有毛細胞と求心性神経間の神経伝達物質と考えられている。過剰なグルタミン酸は蝸牛求心性神経の神経興奮性毒性を惹起し,聴覚障害をきたす。本稿では蝸牛求心性神経の興奮毒性とγ-aminobutyric acid(GABA)受容体作動によるその抑制について概説する。

参考文献

1)Tabuchi K, Hara A:Recent advances in auditory neuroscience, Tabuchi K, Hara A(eds), pp1-9, Research Signpost, Kerala, 2007
20(23):8750-8753, 2000
215(3):279-285, 2008
418(1):18-21, 2007
5)Sahley et al:Efferent Auditory System, Singular Publishing Group Inc. 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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