文献詳細
特集 伝達物質と受容体
1.アミノ酸 抑制性
文献概要
[用いられた物質/研究対象となった受容体]
カイニン酸,ビククリン/GABAA受容体
グルタミン酸は蝸牛内有毛細胞と求心性神経間の神経伝達物質と考えられている。過剰なグルタミン酸は蝸牛求心性神経の神経興奮性毒性を惹起し,聴覚障害をきたす。本稿では蝸牛求心性神経の興奮毒性とγ-aminobutyric acid(GABA)受容体作動によるその抑制について概説する。
カイニン酸,ビククリン/GABAA受容体
グルタミン酸は蝸牛内有毛細胞と求心性神経間の神経伝達物質と考えられている。過剰なグルタミン酸は蝸牛求心性神経の神経興奮性毒性を惹起し,聴覚障害をきたす。本稿では蝸牛求心性神経の興奮毒性とγ-aminobutyric acid(GABA)受容体作動によるその抑制について概説する。
参考文献
1)Tabuchi K, Hara A:Recent advances in auditory neuroscience, Tabuchi K, Hara A(eds), pp1-9, Research Signpost, Kerala, 2007
20(23):8750-8753, 2000
215(3):279-285, 2008
418(1):18-21, 2007
5)Sahley et al:Efferent Auditory System, Singular Publishing Group Inc. 1997
掲載誌情報