文献詳細
文献概要
特集 伝達物質と受容体 1.アミノ酸 抑制性
視床下部視索前野のGABAA受容体と体温調節
著者: 大坂寿雅1
所属機関: 1国立健康・栄養研究所
ページ範囲:P.388 - P.389
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ムシモール,ビククリン/GABAA受容体
視床下部視索前野には皮膚や体のいろいろな部位からの温度情報が収束すると同時に,この脳の部位自体の温度を検出する温度感受性ニューロンが存在し,また発熱に関与する免疫系からのサイトカインなどのシグナルも直接,あるいは神経系を介してこの部位に届いてくる。視索前野はこれらの情報を統合して様々な自律性や行動性の調節反応を引き起こす体温中枢である。
ムシモール,ビククリン/GABAA受容体
視床下部視索前野には皮膚や体のいろいろな部位からの温度情報が収束すると同時に,この脳の部位自体の温度を検出する温度感受性ニューロンが存在し,また発熱に関与する免疫系からのサイトカインなどのシグナルも直接,あるいは神経系を介してこの部位に届いてくる。視索前野はこれらの情報を統合して様々な自律性や行動性の調節反応を引き起こす体温中枢である。
参考文献
287:R306-R313, 2004
31:229-234, 2006
456:837-846, 2008
1230:107-114, 2008
掲載誌情報