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文献詳細

雑誌文献

生体の科学60巻5号

2009年10月発行

文献概要

特集 伝達物質と受容体 1.アミノ酸 抑制性

視床下部視索前野のGABAA受容体と体温調節

著者: 大坂寿雅1

所属機関: 1国立健康・栄養研究所

ページ範囲:P.388 - P.389

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 [用いられた物質/研究対象となった受容体]

 ムシモール,ビククリン/GABAA受容体


 視床下部視索前野には皮膚や体のいろいろな部位からの温度情報が収束すると同時に,この脳の部位自体の温度を検出する温度感受性ニューロンが存在し,また発熱に関与する免疫系からのサイトカインなどのシグナルも直接,あるいは神経系を介してこの部位に届いてくる。視索前野はこれらの情報を統合して様々な自律性や行動性の調節反応を引き起こす体温中枢である。

参考文献

287:R306-R313, 2004
31:229-234, 2006
456:837-846, 2008
1230:107-114, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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