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文献詳細

雑誌文献

生体の科学60巻5号

2009年10月発行

文献概要

特集 伝達物質と受容体 3.アミン ヒスタミン

ヒスタミン受容体の種類と情報伝達機構

著者: 福井裕行1

所属機関: 1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部分子薬物学分野

ページ範囲:P.438 - P.439

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 ヒスタミンは免疫・アレルギー,胃酸分泌のメディエーターおよび中枢神経伝達物質として機能する。ヒスタミン受容体サブタイプにはH1受容体,H2受容体,H3受容体,H4受容体がある。H1受容体,H2受容体に比べて,H3受容体,H4受容体に対するヒスタミンの親和性が約1,000倍高い。胎児組織の細胞,治癒過程の細胞,がん細胞など増殖の盛んな細胞にヒスタミン含量の高いことが知られているが,機能および仲介する受容体は不明である。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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