icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学60巻5号

2009年10月発行

文献概要

特集 伝達物質と受容体 4.ペプチド オピオイド

アルコール中毒症における内因性オピオイド作用系とドパミン作用系の相互作用

著者: 加藤英明1

所属機関: 1京都府立医科大学大学院医学研究科法医学教室

ページ範囲:P.472 - P.473

文献購入ページに移動
 適度のアルコール摂取は心身ともにリラックスさせる効果があるが,一方で,アルコールは急性期のものから慢性的な摂取に伴う中毒症に至るまで多くの問題を有している。慢性的な摂取が起因する問題の根底には,多くの場合においてアルコール依存症が存在している。アルコール中毒症ともいえる依存症の発症機序の解明および治療法の確立は重要な課題であるため,アルコール依存症における内因性オピオイド作用系およびドパミン作用系の相互作用について概説する。

参考文献

365:296-302, 2002
1:610-615, 1998
24:85-92, 2000
10:387-390, 1993
269:349-364, 1994

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?