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文献詳細

雑誌文献

生体の科学61巻1号

2010年02月発行

文献概要

特集 脳科学のモデル実験動物

双極性障害モデル実験動物

著者: 笠原和起1 加藤忠史1

所属機関: 1理化学研究所 脳科学総合研究センター 精神疾患動態研究チーム

ページ範囲:P.59 - P.64

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 精神疾患のモデル動物を開発することは,さまざまな観点から困難な研究課題である。特に,どのように疾患モデルとしての妥当性を実証すればよいのかが,議論の的になる。本稿では,疾患の定義やモデルの妥当性の評価法について述べた後,双極性障害モデルとして発表されている2種類のモデルマウスを紹介すると共に,これらのモデルの意義と限界について議論したい。

参考文献

1)高橋三郎,染矢俊幸,大野 裕(訳):American Psychiatric Association,DSM-Ⅳ-TR精神疾患の診断・統計マニュアル,医学書院,東京,2003
2)加藤忠史:双極性障害-躁うつ病への対処と治療,筑摩書房,東京,2009
31:832-842, 2007
40:1056-1058, 2008
5)加藤忠史:脳と精神疾患,朝倉書店,東京,2009
31:874-881, 2007
104:6406-6411, 2007
20:8138-8143, 2000
147B:1047-1055, 2008
2:180-190, 2000
28:211-212, 2001
69:151-161, 2000
8:57-69, 2008
11:577-593, 2006
3:e1877, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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