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雑誌目次

雑誌文献

生体の科学61巻3号

2010年06月発行

雑誌目次

特集 SNARE複合体-膜融合の機構

リポソームを用いたSNARE複合体介在膜融合のモデル

著者: 平嶋尚英 ,   田所哲

ページ範囲:P.204 - P.208

 RothmanらによるSNARE仮説1)は,小胞膜にある蛋白質(v-SNARE)と輸送先の膜にある蛋白質(t-SNARE)との相互作用により,二つの膜が融合するという明解かつシンプルなもので,実際に多くの細胞内膜融合の基礎となることが明らかになってきた。v-SNAREとt-SNAREの組合せによって,輸送されるものとその輸送先が特異的に決まり,かつ,SNARE複合体がターゲット膜との膜融合に必要なミニマムコンポーネントであるということはSNARE仮説の根幹であるが,そのことを証明するのにSNARE蛋白質を組み込んだリポソームを用いた膜融合実験は大きな貢献をしたといえる。

 v-SNAREであるVAMP2とt-SNAREであるSNAP25とsyntaxin1の三つの蛋白質だけで,リポソームの膜融合が起こることがはじめて示されたのは1998年である2)。リポソームを用いた膜融合活性の測定は古くからいろいろな方法で行われているが,Rothmanらは,蛍光共鳴エネルギー移動(fluorescence resonance energy transfer:FRET)という現象を利用した方法3)を用いて,SNARE蛋白質を組み込んだリポソームの融合に伴うlipid mixingを測定した。リポソームにSNARE蛋白質を組み込んだモデル系は,その構成要素や実験条件を厳密にコントロールできるという点ですぐれた実験系であるが,当然実在の細胞系とは異なるので,得られた結果の解釈には注意しなくてはならない。細胞系とリポソーム系は互いに補完しあって,真実に近づいていくと考えるべきであり,後述するように実際そのようになっている。

小胞体におけるSNARE複合体の構造と機能

著者: 多賀谷光男

ページ範囲:P.209 - P.215

 SNAREタンパク質は,小胞とターゲット膜の融合を司るタンパク質ファミリーである1,2)。細胞内の分泌経路の種々のオルガネラに固有の分子種が存在しており,動物細胞では少なくとも36種類の存在が報告されている。SNAREは60-70アミノ酸からなるα-ヘリックス構造(SNAREモチーフ)を有し,多くの分子種ではこのモチーフの後にC末端膜貫通領域が存在する。SNAREは,小胞側に存在するv(vesicle)-SNARE(構造的特徴からR-SNAREとも呼ばれる)とターゲット膜側に存在するt(target)-SNARE(別名Q-SNARE。Q-SNAREはさらにQa,Qb,Qcの3種類に分類される)に分けられ,前者からは1本,後者からは3本のSNAREモチーフがもたらされ,それらが強固に結合することで膜融合が引き起こされると考えられている(図1)3)。SNARE複合体の結合は強固であり,この複合体を解離させるためには,NSF(N-ethylmaleimide-sensitive factor)というシャペロン様のATPaseが必要である。NSFはSNAP(soluble NSF attachment protein)を介してSNARE複合体に結合する。

 SNAREは最初,脳抽出液のSNAP(SNAPにはα,β,γの3種類がある)に結合するタンパク質として同定された(それゆえ,SNAP receptor)3)。脳SNAREはsyntaxin 1(Syn1),SNAP-25,VAMP-2から構成され,これらはいずれもシナプス小胞の開口分泌に関与するタンパク質として既に同定されていた。Syn1とSNAP-25はt-SNAREであり,前者からは1本,後者からは2本のα-ヘリックスが供給され,一方,v-SNAREであるVAMP-2からは1本のα-ヘリックスが供給される。

ファゴサイトーシスにおけるSNAREタンパク質の関与

著者: 初沢清隆

ページ範囲:P.216 - P.221

 ファゴサイトーシスは樹状細胞やマクロファージなどの食細胞に見られる外来異物やアポトーシス細胞の取り込み(貪食)反応であり,生体防御やホメオスタシス維持などに重要な役割を果たす1,2)。一般的なエンドサイトーシスとは異なり,比較的大きな(0.5μm以上)ものを対象とする点,また脂質二重膜で包むように取り込み袋状のファゴソームを形成する点に特徴がある。このファゴサイトーシス反応は大きく「ファゴソームの形成」と「ファゴソームの成熟」の二つの素過程から成る。これらは様々な膜融合を伴い進行することから,膜融合装置であるSNAREタンパク質の関与が予想され,近年,明らかにされつつある3)。本稿では,これまでに報告されているファゴサイトーシス反応に機能するSNAREタンパク質について概説する。

インスリン分泌におけるSNARE複合化

著者: 高橋倫子 ,   大野光代 ,   河西春郎

ページ範囲:P.222 - P.226

 分泌を惹起する数ある素過程のうち,SNARE分子の複合化は分泌顆粒の細胞膜への係留過程や膜融合反応に関与すると推察されてきた。しかし,いかなる時間経過で複合化がおこり,各過程に関連するのか,不明な点が多く残っている。解析が困難であった要因に,1)開口放出の起こる時間的・空間的密度の小ささ,2)組織に発現するSNARE分子のうち,開口放出現象で作用する割合の小ささ,などがあげられる。本稿では,血糖降下作用にかかわる膵内分泌系において,SNAREの複合化に関する文献報告をまとめるとともに,最近筆者らが取り組んでいる分泌組織における複合化の測定系について記述する。

タンデムC2ドメイン蛋白質による糖輸送とインスリン分泌の調節機構

著者: 江本政広 ,   福田尚文 ,   宮崎睦子 ,   谷澤幸生

ページ範囲:P.227 - P.232

1 インスリン作用と糖輸送担体GLUT4

 インスリンは膵臓から分泌されるペプチドホルモンで,血液中のブドウ糖(グルコース)濃度を低下させる作用を持つ。このホルモンの作用が慢性的に不足すると糖尿病を発症することから,糖恒常性維持の要と考えられる。インスリンの作用はその受容体を介して発現する。受容体を発現している主な臓器は筋肉・脂肪・肝臓であり,インスリン標的臓器といわれる。特に筋肉・脂肪組織では,インスリンの刺激により細胞外のブドウ糖を細胞内に取り込み,エネルギー源として利用し,あるいはグリコーゲンや中性脂肪へ変換して貯蔵している。取り込まれるブドウ糖は水溶性分子であるから,脂質の二重膜を通過するためには,糖を細胞内に輸送する仕組みが必要である。これが糖輸送担体GLUT4(glucose transporter4)であり,前述のインスリン標的臓器の内,筋肉と脂肪組織に多数発現している1)

 この輸送担体の分子構造は,αへリックス構造からなる膜貫通領域を12個持ち,それらが同心円状に2列に並び,中心にブドウ糖を通す間隙(ポア)が位置する(図1A)。GLUT4の細胞内局在を詳細に調べると,直径およそ100nmの小胞膜上に存在し(GLUT4小胞),細胞核周囲のmicrotubule organizing center近傍に多数存在する(定常状態)。インスリン刺激を受けると,GLUT4小胞は約7~10分かけて細胞膜まで到達(トランスロケーション)し,小胞膜と細胞膜とが融合を起こし,細胞膜面に表出する。GLUT4は細胞膜面に表出して,はじめて糖を細胞内に取り込むことができる。インスリン刺激がなくなると,再び小胞膜上に取り込まれ,リサイクリングエンドゾームや貯蔵エンドゾームとして細胞内に繋留される。このように,細胞内小胞と細胞膜間をリサイクルする動的平衡状態が形成されているが,インスリンはGLUT4小胞輸送を外向きに増加させ,ブドウ糖を細胞内に取り込み,血液中の糖濃度を下降させている(図1B)。ヒトにおけるインスリン作用の律速段階は,このGLUT4による糖輸送のステップであり,その調節機構の解明は臨床的にも重要なテーマである。

トモシンによるSNARE複合体の制御機構

著者: 山本泰憲 ,   匂坂敏朗

ページ範囲:P.233 - P.241

 神経細胞が次の神経細胞に情報を伝えるシナプス伝達の主たる過程は,神経伝達物質の放出により行われている。従って,神経伝達物質の放出の過程を解明していくことは,シナプスの可塑性ひいては記憶形成の過程を理解する上で重要である。神経伝達物質は,シナプス小胞が普遍的膜融合装置を構成するSNARE複合体の働きによりシナプス前膜へ融合することで放出される。シナプス前膜のアクティブゾーンには非常に多数のシナプス小胞が存在するが,神経線維を伝わってきた活動電位によるCa2+の流入に応答して,神経伝達物質を放出するのは極くわずかな数のシナプス小胞である。一方,Ca2+の流入に応答したシナプス小胞はサブミリ秒単位という非常に速い速度でシナプス前膜に融合する。このことは,大部分のシナプス小胞ではSNARE複合体の働きが抑制されている一方,シナプス小胞の融合時にはSNARE複合体の働きが増強されることを示している。しかしながらその分子機構は不明な点が多い。

 われわれはSNARE制御分子トモシンに着目し,神経伝達物質の放出過程におけるSNARE複合体の制御機構の解明に取り組んできた。これまでにわれわれは,トモシンがSNARE複合体形成を調節することで,神経伝達に抑制的に働いていることを明らかにしている。本稿ではそれらの結果を中心に,トモシンによるSNARE複合体の形成制御機構について解説する。

SNARE複合体形成におけるセプチンの役割

著者: 伊東秀記 ,   篠田友靖 ,   永田浩一

ページ範囲:P.242 - P.246

 神経細胞はシナプスを介してシグナル伝達することにより神経回路を形成し,神経回路のシステムとしての集積が脳の機能を構成する。中枢神経系のほとんどのシナプスは化学シナプスであり,神経伝達物質の放出により情報伝達が行われる。神経伝達物質はシナプス前末端部のシナプス小胞に蓄えられており,開口放出によりシナプス間隙へと遊離する。この開口放出の過程,特に分泌小胞とシナプス前膜の融合の制御因子としてSNARE蛋白質が同定され,その機能が明らかにされつつある。

 SNARE蛋白質とは,酵母から哺乳類まで保存された60種類以上のメンバーからなるファミリーであり,構造と分子量は様々である。ほとんどのSNARE蛋白質はC末端で膜構造と結合しており,ほとんど全ての細胞内膜系の融合反応を媒介していると考えられる。異なるSNARE蛋白質が複合体を形成し,細胞内輸送小胞と目的部位の細胞膜との融合を制御している。これまでに最も解析されているSNARE複合体は,シナプス小胞と前シナプス膜の融合制御に関与するものである。シナプスにおけるSNARE蛋白質は,シナプス小胞膜に局在するv-SNARE(VAMP2)とシナプス前膜に局在するt-SNARE(syntaxin-1,SNAP-25)に区別される。膜融合に際し,v-SNAREとt-SNAREは相互作用してSNARE複合体を形成する。SNARE複合体の形成(すなわち,SNARE蛋白質の集合)においては,SNAREドメインと呼ばれる共通領域(60-70アミノ酸)がモジュールとして働き,可逆的かつ強固な蛋白質間相互作用により安定な複合体形成に寄与する。本稿では,最近明らかにされつつある新規細胞骨格関連蛋白質セプチン(Septin)によるSNARE複合体形成と神経伝達物質遊離の制御機構について概説する。

シナプス小胞の開口放出におけるシナフィンの機能

著者: 得丸博史 ,   清水-岡部千草 ,   阿部輝雄

ページ範囲:P.247 - P.251

 脳には1000億個以上の神経細胞(ニューロン)が存在する。ニューロン同士は“シナプス”で接続し,学習や記憶に必要な神経回路を形成している。学習とは経験によって神経回路が可塑的に変化することであり,この変化が維持されることが記憶である。したがって,学習や記憶のメカニズムを理解するためには,シナプスの情報伝達機構を明らかにする必要がある。

 ニューロンの興奮が神経終末に到達すると,開口した電位感受性Ca2+チャネルを通して外液中のCa2+が神経終末内に流入する。流入したCa2+はシナプス小胞とシナプス前膜の迅速な融合を誘導し,小胞内の神経伝達物質を細胞外に開口放出させる(図1)。シナプス小胞の開口放出(エキソサイトーシスとも呼ばれる)の特徴は,1)Ca2+による厳密な制御と2)驚異的なスピード(~1ミリ秒)である。

マイクロドメインスイッチング:アミロイド前駆体蛋白質のマイクロドメイン依存性代謝調節とシンタキシン1

著者: 櫻井隆 ,   樫山拓 ,   貫名信行

ページ範囲:P.252 - P.256

 国内に100万人以上とされる認知症患者の約半数はAlzheimer病であるといわれている。人口の高齢化により今後その数は増加すると予測され,発病メカニズムの解明とそれに基づく早期診断・治療法の開発が急務となっている。現在,βアミロイド(Aβ)と呼ばれる40程度のアミノ酸からなるペプチドの過剰蓄積がその原因であるとするアミロイド仮説が有力視されている。Aβは,1回膜貫通蛋白質であるアミロイド前駆体蛋白質(APP)のβ,γの2段階の切断により生じる断片である。Aβ産生にはコレステロール依存性が見られ,コレステロール・スフィンゴ脂質からなる膜マイクロドメイン「ラフト」がβ切断の場であると考えられてきた。最近,われわれは神経細胞中に「ラフト」とは異なるβ切断抑制性のマイクロドメインを見出した。マイクロドメインを場とするAPPのβ切断制御機構とシンタキシン1との関連について紹介したい。

STXBP1遺伝子(MUNC18-1)のハプロ不全が難治性のてんかんを引き起こす

著者: 才津浩智 ,   松本直通

ページ範囲:P.257 - P.262

 てんかんは,大脳神経細胞の過剰な放電によって引き起こされる反復性の発作(てんかん発作)を主な徴候とする疾患である。脳奇形などの明らかな原因が認められる場合(症候性)と明らかな原因が認められない場合(特発性または潜因性)があり,後者において報告されている原因遺伝子の多くがイオンチャネルをコードしている。われわれは,脳奇形のない,新生児から乳児期早期に発症する難治性のてんかん患者に,STXBP1遺伝子の新生突然変異を同定した。STXBP1遺伝子はSNARE複合体の機能を調節することが知られているMUNC18-1タンパク質をコードしている。変異を有するMUNC18-1は構造的に不安定で,シンタキシン-1Aとの結合能が著しく低下していた1)。これらの所見は,シナプス小胞の開口放出障害という新しいてんかんの発症機構を強く示唆するものである。本稿では,STXBP1遺伝子変異の同定に至るゲノム解析,変異MUNC18-1の機能解析について概説する。

CollectrinとACE2:その機能と異常

著者: 和田淳 ,   安原章浩 ,   槇野博史

ページ範囲:P.263 - P.268

 RAS(renin-angiotensin system)は,angiotensin converting enzyme 2(ACE2)とcollectrinの発見によりその全体像が大きく書き換えられた。これらの分子の生理機能と病態での意義が次第に明らかとなり,新たな知見が次々と得られている。血圧制御,腎臓でのアミノ酸・電解質制御,インスリン分泌など様々な生理現象と関連し,高血圧,心血管病,糖尿病・糖尿病性腎症など様々な病態における新たな治療ターゲット分子でもある。CollectrinはACEやACE2がペプチダーゼ活性によって生理作用を発揮しているのとは異なり,soluble N-ethylmaleiamide-sensitive factor attachment protein receptor(SNARE)複合体の構成成分であるsnapinと結合することによって作用している。本稿では,ACE2とcollectrinの発見,蛋白構造,生理機能,遺伝子改変動物の表現型,治療への応用の可能性について概説するとともに,その腎臓や膵臓における多彩な生理機能がSNARE複合体を介して発揮されていることについて解説したい。

植物のSNARE複合体と膜融合

著者: 上田貴志

ページ範囲:P.269 - P.275

 本誌「生体の科学」の読者には,基礎医学研究に従事される方が多いと伺った。そのような場でせっかく植物の話題を提供する機会を与えて頂いたのであるから,ここでは植物にユニークなSNAREの機能についてご紹介できればと思う。膜融合の実行因子であるSNARE分子は,これまでにゲノムの解読がなされた全ての真核生物に保存された非常に普遍的な分子装置であり,その膜融合の実行因子としての機能も高度に保存されている。一方で,前節までで述べられてきた通り,動物においてSNAREは,非常に多様な生命現象に関わっていることが明らかとなっている。シナプスや内分泌系におけるSNAREの機能は,動物が長い進化の歴史の中で新たに編み出し,洗練させてきた,その結果の産物である。

 しかしながら植物には,シナプスもなければ動物のような内分泌系も存在しない。SNAREの活躍の場が,動物と比較し限られているのではないだろうか。心配はご無用である。はるかなる昔,動物との共通祖先から分かれ独自の進化の道のりを歩み始めて以来,その体制やライフスタイルに合わせて,植物もSNAREの機能を改変し続け,洗練を重ねてきた。その全貌を知るところまでには未だほど遠いものの,真核生物に共通する膜融合装置を使い,植物がいかにしたたかに,かつあざやかに生きているのかが,近年になって次々と明らかにされている。われわれが草むらで何気なく踏みつけてしまう植物。踏みしだかれた植物が,再び天に向かい成長してくる,まさにそこで,SNAREは八面六臂の活躍を繰り広げているのである。SNAREや膜融合といった,動物と共通するキーワードから植物を眺めることにより,植物をより身近に感じて頂くことができるのではないであろうか。

解説

体温調節の中枢神経回路メカニズム

著者: 中村和弘

ページ範囲:P.276 - P.285

 ヒトを含めた恒温動物において,生体の温熱恒常性(thermal homeostasis)を保つことは,その生命の維持において必要不可欠である。特に,目まぐるしい環境の温度変化からの影響を可能な限り防ぎ,体深部の温度を一定に保つ体温調節システムは,温熱恒常性維持機能の根幹に位置する。また,感染時に普遍的に観察される体深部温の上昇,発熱(fever)は,体温調節システムを駆使して病原体と戦う生体防御反応である。臨床的にも,体温調節システムの失調はすぐさま患者の生命の危機に直結し,また全身麻酔を伴う手術では患者の体温管理が常に重要な課題の一つである。そういった観点から,体温調節のメカニズムに関する研究は日本のみならず,世界的に盛んに行われてきた。

 体温調節反応は大きく,自律性体温調節反応と行動性体温調節反応に分けられる。自律性体温調節反応は,ふるえ(shivering)熱産生,非ふるえ熱産生,皮膚血管収縮,発汗など,無意識下に生じる生理反応であり,行動性体温調節反応は,体温維持に都合のよい温度環境を探索して移動する,衣服の脱着を介して体温を調節する,冷暖房のスイッチを入れるなどといった意識的な体温調節行動を指す。そして,これらの体温調節反応はすべて,脳神経系を介したシステムが司っている。

基本情報

生体の科学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1883-5503

印刷版ISSN 0370-9531

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