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文献詳細

雑誌文献

生体の科学61巻5号

2010年10月発行

文献概要

特集 シナプスをめぐるシグナリング 1.受容体

神経活動によって調節される局所GABAA受容体の機能

著者: 岩井陽一1 俣賀宣子2

所属機関: 1理化学研究所 脳科学総合研究センター 神経回路発達研究チーム 2理化学研究所 脳科学総合研究センター 研究基盤センター 生体物質分析支援ユニット

ページ範囲:P.390 - P.391

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 興奮性-抑制性伝達のバランスが適切に保たれることは脳内の情報処理や可塑性に重要であり,その不均衡はてんかんや統合失調症といった様々な神経疾患を引き起こすと考えられている。近年,脳活動に応じて抑制性伝達が巧妙に調節されることが報告された。そこで,主要な抑制性伝達を仲介するGABAA受容体に焦点をあて,その一部を紹介する。

参考文献

Receptor diffusion Dynamics)
Receptor & Sleep)
463:769-774, 2010(BDZ & Dopamine)
response & Critical period)
6:255-257, 2010(Caged GABA & Two photon)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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