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文献詳細

雑誌文献

生体の科学61巻5号

2010年10月発行

文献概要

特集 シナプスをめぐるシグナリング 4.Gタンパク

synGAPアイソフォームの機能分化

著者: 鈴木龍雄1

所属機関: 1信州大学大学院 医学系研究科 加齢適応医科学系独立専攻 神経可塑性学分野

ページ範囲:P.428 - P.429

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 synaptic Ras-GTPase activating protein(synGAP,別名p135-SynGAP)は,分子量約130kDaで,中枢神経系のシナプス後肥厚部(PSD)画分に多量存在する。PSD内にはカルモジュリンキナーゼⅡ(CaMKⅡ)の主要基質として130kDa領域に分布するタンパク質群の存在が知られていたが,その本体は長い間不明であった。1998年,HuganirおよびKennedyの2グループによってsynGAPが最初に報告された1,2)

参考文献

20:683-691:1998
20:895-904:1998
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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