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文献詳細

雑誌文献

生体の科学61巻5号

2010年10月発行

文献概要

特集 シナプスをめぐるシグナリング 7.キナーゼ/ホスファターゼ

CaMK Ⅱによるシナプスの構造と機能調節

著者: 川口真也1 平野丈夫1

所属機関: 1京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 神経生物学分科

ページ範囲:P.458 - P.459

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 リン酸化酵素CaMKⅡは,脳のタンパク質の2%を超えるくらい多量に発現しており,中枢神経系の様々な部位でシナプス可塑性に重要な役割を担う。これまでαCaMKⅡの役割が着目されてきたが,近年βCaMKⅡもシナプスの機能および構造制御に重要であることがわかってきた。

参考文献

458:299-304, 2009
5:280, 2009
104:6418-6423, 2007
36:1103-1114, 2002
12:823-825, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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